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2023.10.02
自作キーボードの世界
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こんにちは!㉔です!

AzOneは本日より4期目がスタート▶️しました!

 

今まで技術的な話題を扱ってきましたが、今回は技術的な話というよりは趣味に近いキーボードに関する話題を紹介したいと思います。

 

キーボードの種類


皆さんどのようなキーボードをお使いでしょうか?キーボードにも色々な種類がありますが、大雑把に分類するならばメカニカルキーボードとそれ以外といったところでしょうか?

 

メカニカルキーボードとはキーボードの各キーが全て独立したメカニカルスイッチを備えているキーボードです。メカニカルと聞くとメカ=ロボット=電子というようなイメージになるかもしれませんが、そうではなく機械式=物理的な機械で動くという意味合いが強いです。機械式時計とクオーツ式時計の比較が最もわかりやすいでしょうか。

 

機械式時計(ゼンマイ)

 

クオーツ式時計(水晶振動子)

 

今回紹介するのはメカニカルキーボードに分類されるキーボードになります。

 

自作キーボード is 何?


自作キーボードとは、という明確な定義は有りません。 基板が剥き出しのシンプルすぎるキーボードから、アルミ削り出しのケースによってひと目で分かる高級感が漂うキーボードも自作キーボードですし、既製品のキーボードでもカスタムしたら自作キーボードです。

 

遊舎工房の自作キーボードってなに?より抜粋。

定義はありませんと言ってしまうと何でもありになってしまいますね。なのであえて定義するならば、はんだ付けなどを自分でおこない完成させるキーボードといったところでしょうか。

 

自作キーボードは個人で製造・販売委託されているキットを購入し、組み立てることが多いと思います。猛者たちは自分の求める究極の逸品を求めて自分だけのキーボードを設計・製造するようです。格好いい…🙏

 

自作なだけあって個性的な形状をしているキーボードがおおく、販売ページを眺めているだけで楽しいです。(自作キーボードの購入方法、調べ物などに関しては最後にまとめて紹介します)

 

 

 

 

紹介するキーボード


今回は私が作成した自作キーボードを2つ紹介しようと思います。

 

Keyball61

「理想の書斎づくり」というYouTuberが紹介してからより一層人気が出たKeyballシリーズです。

 

特徴はなんといってもトラックボールとキーボードが一体化したこのビジュアルでしょう。トラックボールとキーボードが一体化したキーボード自体は他にもあるのですが、Keyballは小さな液晶がキーボード天面に配置されており、トラックボールのケースも射出成形された特注品で使い心地が非常に良く、見た目・実用性ともに非常に高いレベルでまとまった作品です。

 

制作過程

開封の儀

 

FWの書き込み

 

アクリル板を取り付ける

 

キーキャップ以外完成

 

完成した姿がこちらです。私は手首が疲れるのでキーキャップは背の低いロープロファイル用のものを取り付けています。

 

使用感

慣れるのが大変だったというのが正直な感想です。実はこれが初めての自作キーボードであり、初めてのカラムスタッガード配列でした。手の位置を全く動かさずにマウス・キーボード操作ができるというのはやはり最大の魅了でしたが、私はFigmaでマウスをゴリゴリに使用することがあり、流石にその場合は通常のマウスに軍配が上がるなという印象でした。

 

ちなみにカラムスタッガードとは通常のキーボードと違いキーボードをが縦方向にずれている配置のことです。タッチタイピングがきれいにできている人には向いている配置ですが、私は全くキレイにできないので(主に人差し指と中指を酷使している)そこも慣れるのに時間がかかった原因でしょう。

 

 

Ergo68

遊舎工房で最近発売されたばかりの新作のキーボードです。何とキーソケット、ダイオード、LEDなどが予めはんだ付けされている状態で販売されているため、組み立ては非常に簡単です。簡単に完成してしまったので作成過程の写真を取り忘れました🙇‍♂

 

使用感

Keyball61でカラムスタッガードには慣れていたので慣れるのは難しくありませんでした。また、LEDも実装済みなのでRemapでLEDの設定をいじるのも楽しかったです。

 

値段、使用感、組み立て難易度など全てに置いてバランスがよく、自作キーボードの中では安価な部類のキーボードなので、初心者の方にもおすすめできる一品かなという気がします。

 

自作キーボードの魅力


何と言っても自分で作る過程にあると思います。自作キーボードは特殊な形状をしているものが多く、初心者が使いやすいものかと言われるとNOと言わざる終えません。しかし、自分で作成したキーボードへの愛着はひとしおです。また、キースイッチ・キーキャップ、キー配列などを自分でカスタマイズできることも魅力の一つです。また、RemapというブラウザからFWの書き込み、キーマッピングの再定義ができるウェブアプリケーションの登場により、自作キーボードのハードルは大きく下がった印象です。

 

個人的なキースイッチのおすすめは静音性・押下圧で個人的に最高だと思っているYushakobo Fairy Silent Linear Switchです。

 

 

最後に


自作キーボードの魅力は伝わったでしょうか?興味をもっていただいた方のために、自作キーボード関連のリンク集を下記にまとめておきます。

 

  • Shop
    • 遊舎工房
      • 自作キーボードといえばまずはここ!東京に実店舗もあります
    • Booth
      • 自作グッズの総合販売サイト。自作キーボードで検索!
  • ブログ
  • YouTube
    • Daihuku Keyboard
      • 自作キーボードをメインに紹介しているYouTuber
  • FW・SW
    • Remap
      • Remap allows you to configure keymaps and lightings of your keyboard with QMK firmware in Web Browser.
      • Remapの作成者のTwitter

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